【関東】太陽光メンテナンス・保守に対応！自然災害から発電設備を守ろう

日本における自然災害

自然災害による太陽光発電所への被害は、年々増加しています。大型台風や豪雨、豪雪など自然気象による太陽光パネルの破損などが多数報告されているのが現状です。

また、大きな地震によって津波や土砂災害などが発生し、太陽光発電設備が倒壊することも考えられます。

産業用太陽光発電の保険に加入するべき理由

再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法（再エネ特措法）のガイドラインでは、出力が10kW以上の産業用太陽光発電に対しては火災保険や地震保険の加入を努力義務としています。この規定は、太陽光発電事業者が自然災害による損害から自己資産を守るための措置として重要です。

実際に多くの太陽光発電事業者が自然災害による被害の増加を実感しており、保険に対する関心が高まっている傾向にあります。自然災害による故障だけでなく、賠償責任にも注意が必要です。賠償責任を含む様々な費用を自社のみで負担することは難しい場合も珍しくありません。

産業用太陽光発電に関連する保険に加入すれば、修繕・撤去だけではなく賠償責任に対する負担を軽減できます。

それでは、どのような保険に加入すればよいのでしょうか。太陽光発電事業において検討するべき保険として、以下の4つが挙げられます。

休業損害保険

売電による収入が減少した場合、その損失を補償する保険です。例えば、自然災害による設備の故障で一時的に発電量が低下し、売電収入も低下した場合、その損失分をカバーできます。

火災保険

火災以外に、自然災害、盗難、第三者による違法行為などで受けた被害に対する補償を提供するのが火災保険です。落雷、風災、水害、盗難、設備の破損など多岐にわたるリスクをカバーします。

なお、企業向け火災保険である企業財産包括保険に加入した場合、工場やビルなど複数の施設をまとめて補償してもらえます。様々な場所に太陽光発電システムを設置している場合は、企業財産包括保険に加入してみてはいかがでしょうか。

施設賠償責任保険

第三者への賠償に焦点を当てた保険です。この保険は、太陽光パネルや部品が飛来・流出し、近隣住民に当たった場合などの賠償責任やお見舞金を補償します。このようなケースは、火災保険や休業損害保険では補償されません。

動産総合保険

火災保険などでカバーされない事象を補償する保険です。自然災害はもちろん偶発的な事故、従業員の誤操作による損害など、幅広い事象に対応します。

これらの保険は太陽光発電事業において、自然災害や事故のリスクを最小限に抑え、安定的な運営と資産保全を確保するために不可欠です。適切な保険を選択し、リスクに備えることが太陽光発電事業の成功につながります。

メーカー保証の範囲

通常、太陽光発電システムにはメーカー保証が付帯しています。これは、主に製造時の不具合やマニュアルに従って使用したにも関わらず故障した場合に無償修理などのサポートを受けられるものです。他にも、メーカー保証には出力保証というものがあり、メーカーが指定した出力を下回った場合に無償でパネル交換や取り付けを行ってもらえます。

しかし、自然災害による損害や飛来物による故障は対象外となるため、メーカー保証だけでは事業のリスクに対処するのは難しいかもしれません。

保険への加入の他に、日々のメンテナンスを欠かさず行うことで太陽光発電システムの長期的な運営も行えます。アールイープラネットでは太陽光発電設備の保守点検はもちろん、保険対応も実施しております。

太陽光発電システムについてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。