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太陽光パネルの保守点検とメンテナンスが必要な理由・実施内容とタイミング

太陽光パネルの保守点検とメンテナンスが必要な理由・実施内容とタイミング

太陽光パネルの保守点検とメンテナンスはなぜ必要?点検・メンテナンスの内容は?実施タイミングは?

近年、再生可能エネルギーの普及に伴い、太陽光発電システムの設置数が急増しています。太陽光発電が普及する中で、発電システムの適切な太陽光パネルの保守点検とメンテナンスが重要視されるようになってきました。

こちらでは、

  • 定期的なメンテナンスが必要な理由
  • メンテナンス内容とタイミング

についてご紹介いたします。

定期的なメンテナンスが必要な理由

定期的なメンテナンスが必要な理由

法令で義務付けられている

太陽光発電システムの設置者や所有者には、定期的な点検やメンテナンスを実施することが法令で義務付けられています。具体的には、電気事業法・消防法・建築基準法です。

法令遵守は火災予防や事故防止、発電性能の維持などの観点からも重要です。点検は設置時の完成検査だけでなく、運用開始後も定期的に行う必要があります。

点検内容としては、パネル、架台、配線の目視点検や、発電量、絶縁抵抗などの測定が求められます。点検結果は法令に基づき適切に記録・保存しなければなりません。法令違反には罰則が科せられる可能性もあり、確実な実施が不可欠です。

発電効率の維持

太陽光パネルは、設置後の経年とともに出力が徐々に低下していきます。この原因には以下のようなものがあります。

  • 砂埃や鳥のフンなどの付着による透過率低下
  • パネルの劣化や破損
  • 配線の劣化や接続不良

定期的なメンテナンスを行うことで、こうした発電効率の低下を最小限に抑えることができます。

メンテナンス項目 効果
パネルのクリーニング 透過率アップで発電量増加
パネル・配線の点検 劣化部品の早期発見と交換
発電量・絶縁抵抗測定 発電性能の変化を把握

適切なメンテナンスを実施することで、発電効率を維持し、太陽光発電システムの長期安定運用が可能となります。

安全性の確保

太陽光発電システムの定期メンテナンスを行うことで、火災や感電などの安全性リスクを最小限に抑えることができます。メンテナンス時には以下の点検項目に注意を払います。

  • 太陽電池モジュールの損傷・変形の有無
  • 架台や接続ボックスなどの部品の損傷や腐食の有無
  • 配線の損傷や被覆剥がれの有無
  • 接地抵抗値の測定

損傷や劣化が見られた場合は、専門の施工業者に修理を依頼しましょう。配線の被覆剥がれや接地不良があると、漏電による感電や火災の危険が高まります。漏電による災害を未然に防ぐため、定期的な点検と適切な対応が重要です。安全運転を心がけましょう。

発電ロス

太陽光発電システムの発電量は、経年劣化や汚れの蓄積によって年々低下していきます。メンテナンスを怠ると、その低下スピードが加速し、深刻な発電ロスを引き起こします。発電ロスの主な原因は、パネル汚れ・パネル劣化・故障部品などです。長期にわたってメンテナンスを怠った場合、総発電量は相当減少する可能性があり、発電事業の採算性を左右する深刻なロスと言えるでしょう。

定期的なメンテナンスを実施することで、こうした発電ロスを最小限に抑えることができます。初期投資に対して十分な発電収益を得るためにも、メンテナンスは欠かせない重要な取り組みなのです。

メンテナンス内容とタイミング

メンテナンス内容とタイミング

定期点検項目

パネル、架台、配線等の目視点検

太陽光発電システムの定期点検では、目視による点検が重要な役割を果たします。主な目視点検項目は以下のとおりです。

  • パネル点検:汚れ、ひび割れ、変形、変色などの異常がないか
  • 架台点検:ボルト・ナットの緩みや腐食がないか、基礎部分に沈下や傾きがないか
  • 配線点検:ケーブルの損傷や被覆のひび割れがないか、接続箱の異常がないか

目視点検は発電ロスや火災など重大な事故のリスクを未然に防ぐため、定期的に実施することが重要です。異常が見つかった際は、速やかに専門業者による修理が必要となります。

発電量の測定

パワーコンディショナーに表示される発電量を記録し、設置当初の発電量から低下していないかを確認します。大幅な低下が見られた場合は、パネルの汚れや故障が疑われます。

絶縁抵抗の測定

パネルや配線の絶縁状態を絶縁抵抗値から確認します。絶縁不良があると感電や漏電火災の危険があります。絶縁抵抗値が一定値を下回った場合は、原因の特定と対策が必要です。

このように、発電量や絶縁抵抗値の測定を行うことで、発電システムの異常の有無を定量的に把握できます。異常が見つかった場合は、早期に適切な対策を講じることが重要です。

年次点検の実施タイミング

太陽光発電システムの年次点検は、設置から3年後を目安に開始され、以降は毎年実施することをおすすめします。

特に発電量の測定は、発電ロスを早期に発見するために重要です。発電量が設計値を下回る場合は、原因を特定し早期に対処する必要があります。

一方、パネルクリーニングや部品交換については、汚れや劣化の状況に応じて実施します。パネルに汚れが溜まると発電効率が低下しますし、劣化した部品は安全性が損なわれるおそれがあります。

このように、適切な時期に適切な点検を行うことで、太陽光発電システムの発電性能と安全性を長期間維持できます。

太陽光パネルの保守点検・メンテナンス(漏電などの調査)の費用を抑えるならアールイープラネットへ

アールイープラネットは、専門のスタッフが太陽光パネルの定期的な点検や清掃、必要な修理など、総合的な保守管理をお手伝いします。

太陽光発電は再生可能エネルギーとして注目を集めていますが、発電効率の低下を防ぐため、適切なメンテナンスが欠かせません。パネルの汚れや劣化、接続部の不具合などが原因で発電量が落ちれば、環境に優しいはずの発電がむしろCO2排出につながってしまう可能性があります。

アールイープラネットは、パネル設置後の保守点検業務に長年携わってきた実績があります。豊富な経験とノウハウを活かし、定期的な目視点検はもちろん、トラブルの早期発見・対処に努めています。万が一、故障や修理が必要な場合も、迅速な対応が可能です。

パネル設置場所の立地条件や環境に応じた保守計画を立案し、コストを抑えつつ、発電効率の維持・向上をサポートします。また、行政への申請書類の作成なども代行しますので、手続き面でのお客様の手間も最小限に抑えられます。

太陽光発電は、初期投資にかかるコストが課題とされがちですが、発電量を維持するための保守点検・メンテナンスにも注力することで、長期的には大きなメリットが期待できます。自然の恵みを最大限活用し、地球環境に優しい発電を継続していきましょう。

太陽光パネルの適切な保守点検・メンテナンス(漏電などの調査)に関しては、プラン一覧ページにてご確認いただけます。発電効率の維持と、お手入れ費用の抑制を両立させる保守プランをご用意しておりますので、ぜひお問い合わせください。

太陽光パネルの保守点検やメンテナンスならアールイープラネット

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